森澤徳子さんへ

2001年9月11日

森澤さん、
 留守番電話へのメッセージ、大変にありがとうございました。リンコさん、無事でよかったです。
 さっそくWS刊に書き込んでおきました。よろしければもう少し詳しい内容を、明日朝書き込んでいただければ、みな安心すると思います。
 21世紀初頭にこんな大事件が起こるとは、テロの世紀を象徴するようで、暗澹たる気分になりますね。

 本日、光文社の文庫部長と、担当編集者、穴井さんとでミーティングしました。中心になっていたのは、森澤さんのメッセージが書かれた紙です。
 森澤さんの考え方、筋道、全面的に共感します。御手洗をすべて読み終わった、女性を中心とした読者をとり込むために、額の中は、美女のスマイルではなく、抽象的な美しいヴィジュアル、そういった方向でのトライを決めました。そうなると鈴木さんは、こちらの意見を容れてくれないタイプなので、森澤さんのメイルにあった多田さんしかないであろうと、そういう結論になりました。
 多田さんに、この発想を厳に容れた案、それから彼のオリジナルがあればこれを示した案、そういう2つのラフを見せてもらおうという結論になりました。経過、また報告します。いろいろ、ありがとうございました。

島田荘司。

 

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